◆一次車
上段下降式のユニットサッシが備わり、国電の面影を残している1次車。山手線に最新鋭のE231系500番台導入により山手線から4編成40両京葉線に転属した。

山手線で活躍していた頃の205系試作車。

現在は京葉線で活躍している。 
◆二次車
1次車とは違い、新たに一段下降式のユニットサッシが備わった2次車。山手線と東海道緩行線に導入された。山手線に関してはE231系500番台導入により、32編成(8連×32=256両)がVVVF改造を受け大半が武蔵野線へ。他の編成は103系を使用していた各線区と埼京線・横浜線へ転属された。改造パターンは各線区さまざま。6扉車に関しては全車埼京線へ転属となった。
◆三次車(+500番台)
2次車とは違い新たに客扉窓の拡大、列車種別表示器の設置などいろいろ改善された3次車。山手線、東海道緩行線の導入が終わってからこのスタイルとなった。

南武線の205系。
 

相模線の205系。半自動ドアボタンが設置してある関係で500番台を名乗る。

埼京線205系のなかで京浜東北線から転属された車両に関しては6扉車の数が少ないため組み込まれる事はなかった。

埼京線の205系。

現在の埼京線205系は山手線から転属された6扉車を編成の川越側に2両組み込んでいる。前面LEDや劣化した列番表示機を交換する改造が行われた。

横浜線の205系。京浜東北線へ直通する列車もあるため、幕は黄緑色となっている。

順次幕をLED化されている横浜線205系。

京葉線が開業した頃に導入された205系。何故か独特の前面に変更されている。

ラッシュ時は外房線や内房線を行く姿が見られる。

武蔵野線205系。同線には踏切が存在しないため、スカートが未だ取り付けられていない。

前面FRP枠の塗装劣化に伴い、2007年度より検査入場された編成はE231系と同等の明るい銀色に塗られて出場している。

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